鼻プロテーゼは5年以上経ってくると、鼻先が赤くなる、白くなる、変色する、ズレる・曲がる、浮き出る、輪郭が不自然になる、しこりができる、鼻筋がでこぼこになる、鼻から飛び出てくる、などトラブルが生じてくる危険があります。
この患者様は鼻プロテーゼに赤味が出て腫れる、皮膚を突き破る、鼻筋が曲がる、感染が心配などのトラブルが出て危険な状態でした。

この患者様は鼻筋が浮いて見える、鼻先の赤味、感染による炎症やプロテーゼのズレなど違和感があるようでした。
化膿しやすい、腫れる
プロテーゼのような異物はバイ菌に弱く、鼻のまわりにできた吹き出物やおできからバイ菌が入ったり、不潔な指で鼻の穴をほじったりして菌が入ると鼻全体が化膿して赤く腫れあがることがあります。この場合プロテーゼを抜かないと化膿がおさまらないことがあります。
また、最近増えているのが、「鼻腔内開放」というトラブルです。これはプロテーゼを挿入する際に、鼻の皮膚に負担をかけないようにするために、鼻骨や軟骨を削ってプロテーゼを入れた場合に多くみられる症状です。挿入の手術の際に鼻骨や軟骨を削りすぎたため、鼻の穴の奥の空洞(鼻腔)を覆っている粘膜に傷がつき、そこからばい菌が進入して感染をおこしてしまうことがあるので危険な方法です。
鼻の皮膚が変色してくる
鼻先まで鼻プロテーゼが入っている場合、鼻先に最も負荷がかかり、その部分の皮膚がうすくなってきて、白く変色し、赤くなってくることがあります。そのまま放置するといずれ皮膚が破れ、穴があいて鼻プロテーゼが飛び出してくる可能性が高くなります。皮膚の色が変色してきたら危険な状態です。
鼻プロテーゼが突き出る
プロテーゼを入れる際には、鼻根部が動かないように骨膜の下にプロテーゼを挿入して固定するのが正式の手術ですが、正確に骨膜下に挿入されていなかったり、術後になんらかの外からの力が加わって外れたりすると、鼻根部がグラグラして不自然に動いたり、プロテーゼがずれて、鼻筋が曲がったりすることがあります。また、プロテーゼが上方(額側)にずれていくと鼻根部が異常に高くなり、鼻先も上へ引っ張られ、ブタ鼻のように鼻の穴が正面からみえるようになってしまい危険です。
鼻プロテーゼのトラブルは根本のプロテーゼを抜かないと解消しない場合があります。
美容外科のスペシャリストとして患者様のために鼻修正の治療に真剣に取り組んでいます。
当院に寄せられた実際の鼻プロテーゼの術後におけるトラブルに関する質問をご紹介します。
